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金色

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人はなぜ金及び金色というものに高揚し、魅了されるのでしょうか?金という金属に価値があるからなのは当然ですが、色彩の中でも金色というのは最高の色であるといちづけられています。

オリンピックのメダルは勿論、こどものころにあそんだ折り紙でも、金の色紙は一番貴重な存在でした。

紀元前3000年代ごろに使われ始めたそうで人類の装飾用の金属としては一番はじめに加工されたものといわれています。

金属(そもそも金属という言葉でさえ、金の種類というひとくくりの漢字になっている)として金が珍重されている理由はたくさんあります。イオン化傾向が最も低いことや、のびがすごいこと、など・・・。

のび(展延性という)がすごいことは皆さんご存知ですよね。金箔や金糸はわりと身近なものです。

1gで数平方メートルまでのばすことができます。

色々な特徴をもった金はさまざまな分野で応用されています。携帯電話につかわれていることは有名な話。

歯科にもかなり活用されています。

「かぶせは金にしますか?銀にしますか?」と歯科治療できかれたことはないですか?昭和30~40年代ごろの日本では前歯にキラリと金歯をいれることでおしゃれと考える風潮がありました。今では考えられないことですが。

現在の歯科で金属の種類を問われたときに誤解しないでいただきたいのです。金をつかうことはとても意味があることなのです。保険診療でかぶせをするときにはほとんどのケースが銀やパラジウムの合金を使用します。金を使うときは自費にになります。

なぜ金を使用するか?→綺麗だから・・・・・・ではありません。見た目は白がいいにきまっています。

①イオン化傾向が低いから(腐蝕しにくい):

金と比較すると不安定な金属である銀は容易にイオン化してしまいます。差し歯の部分の歯ぐきが黒っぽくなっている場合がありますが、それは銀のイオンが溶け出している可能性があるのです。

また口の中は酸によって腐蝕、さび、溶解の危険にさらされています。さびとか、体にあわない金属はアレルギーの原因になると指摘されています。アトピーや体の不調が実は安い金属の影響かもしれないのです。安い金属は金属アレルギーの原因にもなります。

 

②のびがいいから:

かぶせたものが再び虫歯になる場合どこからなるかというと、かぶせと残っている歯質の継ぎ目です。ですからその継ぎ目が細かいほど虫歯になりにくいんですね。金はとにかく薄くすることができますので、最も再治療、再虫歯になりにくい金属なんです。

 

③適度な硬さを有するから:

差し歯というのは自分の歯の根っこに支柱をさし、その上にかぶせをすることを俗語で表現している言葉です。その支柱が硬すぎると歯がおれる最大の原因となります。(折れたらほとんどが抜歯です)残念ながら保険の支柱は硬すぎる銀合金か、弱いプラスチックの支柱しかありません。虫歯と歯槽膿漏以外で抜歯になる原因は、この支柱による破折がかなり上位をしめます。

そこで適度に硬く、適度にやわらかい金を支柱にすることで歯の破折からかなりまもることが可能です。

④その他:加工の問題、調整の問題などなど

 

お知りあいに歯科医師やその家族、歯科関係の仕事をしているひとがいらっしゃったら口の中をみせてもらってください。かなりの可能性で金での修復がみられますよ。私も歯科医になってから出来たかぶせはすべて金です。

 

今後歯科治療でかぶせをするときは出来れば金にしたほうがいいですよ!(セラミックではなく金属をつかう場合)

 

・・・・・・・・でなぜ長々と金の話をしたかというと金はやっぱりうれしいからです。オチ↓(笑)

  

 

 

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昨日獲得してきました。生涯ではじめて!免許をとって21年間、これまで恥ずかしながら

一時停止違反3回、

スピード違反1回(60キロのところで73キロ)

駐車違反2回       という違反で御叱りをうけています。それでやっーーーと念願の金色を獲得することができました。昨日、免許センターで更新のとき、こころの中ではちょっと上から目線。「えー私、免許が金色の人でーす!」的な。

これからも安全運転をこころがけます。かぶせ歯も免許も金がいいですよ!(注:セラミックではなく金属を使用する場合)

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。