職業病、そして正座
私、腰痛もちです。
患者さんから「まーー若いのに・・・」といわれましたが、41歳は、ど真ん中の中年、若くはない。
歯科医には腰痛持ちの方が結構多いんです。やはり少なからず傾けた姿勢をとりますから。
おまけに24歳のとき、アルバイトで20キロ~30キロの荷物を運んでいて、
いきなり「ズドン!」
腰がくだけてしまいました。ギックリ腰ですね。
それ以来、調子が悪くなると、整体やマッサージのお世話になります。
サーフィンは腰痛で4年前から全く行かなくなってしまいました。
ここ1~2Wもまたすごくつらくなってきて、嫁に紹介されたハリ治療へ。
ここの先生は宮崎では人気の先生らしく、有名人も来るとか。
飲み屋街の近くにある鍼灸院。
「ズボン脱いでください!」といわれて、脱ぐことを予測していなかった私は少しあせってしまいました。
通常朝かならずお風呂に入って1日行動する私。休日で起きたのが10時。予約をとれたのが10時半。5分以内にでないと間に合いません。
しかも前日は委員会で深夜に帰宅し、疲れてお風呂に入れず就寝。
時間がなかった私は、髪ボサボサ。とりあえず、ジーンズをはいて上着をきて出てきたからです。
「あ・・・・・パンツどんなのはいてたっけ?やぶれてなかったっけ??」
ちなみにこんな状態で外出することは、普段は絶対ありません。(笑)
医療をやっていてたまーに自分が病院にかかると、色々なことがわかりますね。患者さんの気持ち。
腰にハリをうってもらい、ヒーターで暖めて、40くらいたったかな??
先生と他の患者さんの会話が聞こえます。
お孫さんのいってる大学の話とか、当日ふっていた雪の話・・・・etc・・・・・・
ひざの悪いおばあさんがいらっしゃったようで、その会話は正座の話。先生がおっしゃるには正座というのは、行儀や作法でいうと大切だけれども、悪しき習慣ですよ!とのこと。
先生:「正座の習慣があるのは日本だけですよ、中国にも韓国にもありません」
私:「へーーーそうなんだ」
先生「全体重がひざにのっかる正座はひざにとってものすごく悪いんですよ!だから正座はやめた方がいい」
私:「確かに」
・・・・で帰って調べたんですね。以下
正座が一般的になったのは安土桃山以降。茶道の普及が一つの理由。しかし江戸時代参勤交代などで将軍様や武士に頭をさげるときに、日本中にひろまったとされます。
中国でも大昔、正座をすることがあったらしいですが、その理由はそのころの着物は股割れの構造(たぶん排泄のため?)で正座でなかったら、みえてしまうから。
その後イスの発達などで中国では正座をしなくなったようです。
日本では食事中にひざをたてると行儀が悪いとされますが、韓国では一般的。逆に正座というのは『罪人』にかせられるものなのだそうです。
ちなみにモアイは正座してるそう。
最近の日本人の子供は正座をする機会がほとんどありません。そのせいか足も長くスタイルも欧米化してきました。
が、スポーツで中国、韓国にかなりの差をつけられはじめた今日、正座の習慣をみなおす必要があるのかもしれません。(真央ちゃんの脚をみると、絶対正座はしていない気がする。笑)
私腰が悪いんですが、ひざも悪いんです。20歳のころ空手で半月版を故障したため。
それからもともと股関節が硬く、あぐらがかけないため、床にすわる時は正座か、女座り(あぐらは男座りというのだそうだ)あぐらは腰までいたくなるんですね。
どこにいっても男で女座りをしているのは私だけ。これ結構格好わるいです(汗)
ところで空手、柔道、書道、茶道などは正式の場ではかならず正座なのに相撲は大関、横綱の伝令をうけとるときくらいしか、正座をみないのはなんでなのでしょうね?もっともあの体重がひざにのったら大変ですけどね。(笑)
・・・あっ、かなり話がそれましたが、腰、なんかいいみたい。先生もやさしいしオススメですよ!
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