政党は、まるでプロレス団体(マニアックな話)
このところ、毎日のように新党結成のニュースが報道されていますね。私のような政治のことを知らない人間には、もはや「わけわからん」としかいいようがありません。
かつて小沢さんが、新党を結成しては、やめて名前をかえたり、さらに短期間で新党をまた立ち上げるということをくりかえしたときも、「なんかプロレス団体みたいやなー」って思っていました。
私が中学のころはプロレスというものの人気がすごかったんです。初代のタイガーマスクがデビューしたころ。クラスの男子のほとんどはプロレスが好きであこがれの存在でした。
そもそもプロレスとは相撲出身の力道山が高度経済成長期にアメリカからもってきたものです。よく昔の映像で街頭テレビに群がっている風景・・・あれです。勿論私は生まれていません。
力道山の愛弟子である2人がその後のプロレス界を育てていくことになります。
巨人のピッチャーだったジャイアント馬場
先祖がブラジルの日系移民(だったと思う)で力道山にスカウトされたアントニオ猪木
当時1つしかなかったプロレス団体は力道山の死後、馬場の全日本プロレス(日本テレビ)と
猪木の新日本プロレス(テレビ朝日)に分裂します。
私が中学のころのプロレスは都会であればゴールデンタイムの放送でした。(宮崎は夜中1時過ぎからの深夜)
プロレス放送のあった次の日は学校でもその話題でもちきり。休み時間は、技の掛け合いで遊んでいました。
全日本プロレスは、こてこてのプロレス団体、それに対して新日本プロレスは真剣勝負をうたった格闘技路線でした。両団体は仲が悪くてファンも馬場派、猪木派に分かれていました。
新日本プロレスの中から長州力、前田日明などが別の団体を設立したあたりから少しずつ、別の団体が増えていきます。
天龍がメインでメガネスーパーがスポンサーになったSWS
さらには大仁田厚がマイナー団体であるFMWをつくったころには、かなりプロレス団体がごちゃごちゃしてきます。
何か嫌なことがあったら新団体を設立したり、他の団体に移ったり、渡り歩いたり・・・・。新しいものができたら、つぶれてまた違う団体ができて、次から次にそれの繰り返し。
私は今では全くプロレスに興味がなくなったため、調べてみたら、なんと国内のプロレス団体は100以上あるんだそうです。25年前は2つ(女子は別)しかなかったのに・・・。
プロレスラーになるにはスクワットを1000回したり、腕立て伏せを500回できなかったらオーディションに落されていたのに、今のマイナー団体には、体格が一般人と変わらず、たいして強くない人も沢山・・・・・・。
すごく長くなりましたが、最近の政治、新党に流れはそんなプロレス団体とどうしてもリンクしちゃうんですよねー。
政治とプロレスをリンクさせると、まるでこんな風??
自民党・・・・馬場の全日本プロレス。馬場(総理)がいなくなったあとは、大量に選手(自民党議員)が離脱し、新団体を設立。全日本所属の選手はほとんどいなくなり、団体消滅の危機におちいる。
民主党・・・・全日本(与党)に対抗する組織として誕生し、多くの支持者を集める。しかし猪木の新日本プロレス。トップである猪木(総理)のカリスマ性が失われ、視聴率(政党支持率)がさがりテレビ放送が撤退。
さらに2大メジャー団体以外の少数プロレス団体(新党)が沢山できて、一般人には、把握するのが難しくなる。
プロレス団体(政党)の中には、とてもプロレスラー(政治家)とはいえないような人までプロレス(政治)に参加。
鳩O(弟)さんは、迷走し、少しかわった行動をとる大仁田厚みたいですし・・・・。
ちょっと強引なこじつけな話題だったかもしれませんが、短期でトップが簡単にかわったり、新党が乱立したり、渡りあるいたり、
まるでプロレス団体と同じレベルに感じてしまうのは私だけ??
こういうことをいうとプロレスファンから怒られるかも・・・・ごめんなさい、笑
常に八百長とか、ショーだとかいわれつづけたプロレスは、2010年現在では、K-1や総合格闘技に人気が奪われ、興行としてなりたたず、崩壊しつつあります。
プロレス界のように日本経済がなってしまっては・・・・・困りますね。
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