映画評論:ナイト & デイ
トムクルーズ、キャメロンディアスのナイト&デイを観てきました。
ネタばれしないような程度に話します。
大まかにストーリーをいうと
{ ジューン(キャメロン)は妹の結婚式のために飛行機に乗ろうとしていた。そこでロイ(トム)と出会う。しかしロイは実はスパイだったのだ。彼はゼファーという発明品をもっており、それを奪おうとするものたちから狙われ、ジューンもその騒動にまきこまれていく。ロイはいい人なのか、悪人なのか半信半疑になりながらジューンはロイにひかれていく・・・・・。}
スト-リーは上記のようにいたって簡単です。ジャンルをいうとアクションラブコメディーですね。私の好きなジャンル。
ナイト&デイって、私最後のクレジットで気がついたんですが、原題は『night & day』ではなくて『knight & day』なんです。どういう意味かは定かではありませんが、
誰もが知る有名なジャズの曲『night & day』(昼も夜も!四六時中)を文字ったものだとおもれます。
参考までに↓
http://www.youtube.com/watch?v=XQO84FNIe9E&p=5205CD441D89A10C&playnext=1&index=15
ロイはいつでもジューンのそばにいてかならず助けてくれます。まさにKNIGHT(騎士)。
昼も夜も、四六時中まもってくれる騎士という意味なんでしょうね。
この映画アクションは勿論、随所に笑えるシーンが満載です。
ゼファーを作ったのは学生サイモン。天才の設定なんですが、こういうキャラはハリウッド映画では大概似たキャラクターです。すごくやせっぽちか、すごくデブ。かなりのおたくキャラで少し変人ぽい。絶対にもてないだろうなあってビジュアルです。
このサイモンの音楽趣味も笑えます。サイモンの隠れ家に行ったときビリージョエル(確か)がかかっています。日本でもいまだにかなり人気のあるアーティストですよね。アクアでもたまーにかけてますし、私も大好きです。
しかしビリージョエルってアメリカの若者が熱心に聴く曲じゃないのでしょう。若者が聴いていたら「ダサー!」っといわれるような懐メロなんでしょう。
それからロイがサイモンに
「ホール&オーツのバッチをあげるよ!好きだろ」というとサイモンはすごく喜びます。
参考までにホール&オーツのヒット曲↓
http://www.youtube.com/watch?v=TTczVtm18T0
ホール&オーツも私大好きなんですが、アメリカでは懐メロ。そういう曲を熱心に聴いている変な若者を意味してるんですね。
たとえば日本でいまの高校生が加山雄三や尾崎喜代彦の曲を熱狂的に聴いていたら少し変わってるかな?と思いますよねーー。たぶんそんな感じ。(笑)
昔『ブリジットジョーンズの日記』という映画がありました。ふとっちょでダサいブリジットのでるシーンはこれまた懐メロで、今聴いているとたぶんダサイと思われる曲が満載です。(私は好きな曲ばかりですが・・・)
ハリウッド映画はそういう音楽的背景もあわせてみると結構面白いですよ。
実はこの映画、アメリカでも興行成績は悪かったのだそうです。以前鉄板だったトムクルーズの人気は陰りをみせはじめているらしい。いまの若者にトムではヒットしないかも!とささやかれているそうです。
日本でいうならスマップや木村拓也が嵐にとってかわられ、視聴率が取れなくなってきているのと同じ??
でもやっぱりトムはかっこよかったですよー!ビーチの水着の姿なんて、とても50近い年齢の肉体とは思えませんし。
ストーリー ☆☆☆ ・・・・・単純という意味で。
ラブロマンス☆☆☆☆
アクション☆☆☆☆☆
笑える度☆☆☆☆
音楽☆☆☆☆
総合評価85点
インセプションとか、シャッターアイランドとか、意味不可解な映画ばかり最近みていたので久しぶりにすっきりした気分の爽快が娯楽作でした。米国では興行的に失敗だったらしいので続編は期待できず、すこし残念ですが・・・・。
トムはトップガンの続編もうわさされていますので、次回作にも期待。
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