スーパー8
久しぶりのスピルバーグ印の映画
この夏一番の話題作です。
事前のうわさでは、未知との遭遇とスタンドバイミーをたしたような作品とありました。
これを聞いて期待しないはずはありません。スピルバーグ作品は常に時代の最先端をいって面白くて当たり前ですもの。
ストーリーは映画好きの4人組の子供たちが、8ミリで映画を撮って映画祭に出品しようとします。その撮影の最中に列車の大事故にたまたま遭遇してしまいます。
そこからその事故が単なる偶然の事故ではなく、何か重大な事実が隠されていることが次第にわかってくる・・・・・・。
映像のカラーは意図的に古めかしく、音楽も80年代?です。各所各所でこのシーン他のあの映画とにているな!という部分があります。
確かにCGなど映像は迫力満点だし、スピルバーグ作品がすきなひとにはとても面白い映画かもしれません。
・・・が、すべてが何か中途半端だった気がします。
スピルバーグは完璧、最先端、ではないといけないのです。
これがスピルバーグ印でなければ評価はもっと高いと思います。スピルバーグであっても10年前に発表されていたら評価アップ。
スピルバーグなので辛口評価しますが、期待していただけにもの足りないですね。音楽や時代背景を考えると、今の私と同世代(主人公のお父さんの年齢が40代)スタンドバイミーのようなノスタルジックな気分を演出したんでしょうが、この部分もいまいち。
ETや宇宙戦争、ジュラシックパーク、未知との遭遇などなど、彼がそれらの映画でも少し付け加えたかった部分を集約し、別のストーリーに仕上げた作品という風に感じてしまいました。
ストーリー☆☆☆
ラブ なし
ドキドキ ☆☆☆
アクション☆☆☆☆
感動 なし
笑い ☆
総合 60点
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。