便のトラウマ
先日のブログ『べんとうのトラウマ』につづき、今回は『べんのトラウマ』です。
若い人にラップが人気の昨今ですから、韻をふんでみました(笑)
題名通り、少し汚いお話しですから、お食事中の方はご遠慮くださいませ。
便のことを汚い言葉で『糞』といいますね。(ご婦人方、下品で失礼)
我々は悔しい思いをしたときに「くそーーーー!!」と発します。
これ英語でもそうですよね。
悔しいとき「OH! SHIT! (糞)」って。異文化なのに不思議。しらべてみると他の言語でも同じパターンがあるんじゃないでしょうか。
先日、ドクトルマンボウの北杜夫氏が亡くなりました。
それで思い出したのですが、彼と深い親交があったのが遠藤周作氏。
遠藤氏は宗教論などでも有名でしたが、コラムはすごくユーモアがあり、私が20歳くらいのころいろいろ買って読みました。
その中でたびたび、『うんち』に関してかなり面白おかしく書いていたことを思いだします。
「若い女性にうんちの話をすると嫌な顔をしながら、結構喜んでいる。うんちの話はみんな好きなんだ!」・・・みたいな内容だった気がします。←遠藤先生の持論ですが。
確かに幼児を笑わせるのに、「うんち!」と言えば大抵まちがいないですよね(笑)・・・すいません(汗)
・・・・で、今週の水曜日、毎年恒例の成人病検診にいってきました。これは1年間の不摂生を評価される日でございます。昨年はワインの飲みすぎのせいもあり、標準値を超える数値がいくつか・・。
大学入試模試ならば、D判定。合格率20%以下。志望校をかえなさい!という感じでした。
志望校ではなく脂肪をなんとかせねば・・・。
歯科医師会の事業なので、同じ時間に知り合いの先生がたくさん。
みな朝から憂鬱そうな顔してますねー。
項目は多岐にわたるんですが、私が特に嫌いなのが、検便と眼圧、そして胃の透視です。
皆同じかもしれませんけど。
あらためて思うんですけど、バリウムって比重が重いんですよね。コップ一杯が水の2倍から3倍の重さに感じます。撮影台の上でクルクル回ったり、逆立ちみたいにされたり。「ゲップしちゃだめです!」って無理ですって。
バリウムには下剤を入れられるので、その日の午後からは腹痛との戦い。夕方からタイ古式マッサージをうけたんですが、プロレス技のような施術をうけている途中、冷や汗がでてきて大変でした
「今日はお腹はおさないでーー!」 と心の中で思い・・・・・
恥ずかしくて「トイレにいってきます」って言えなかったんですよね!
リラックスどころか、後半は拷問でした。(涙)
トラウマの話ですが、それは中学生のころ。
私が中学の頃、昭和50年代後半。
忘れ物常習犯の私が検便だけは絶対にわすれないように気をつけていました。
なぜって?
忘れるとおそろしいことになったからです。
くどいですが、汚い話ですのでご注意を!
今の便の採取方法は、比較的簡単なものになりました。しかし当時は袋の後ろに『梅干し大』とサイズ指定があり、それを付属のビニールにつつみゴムで縛るというシステムだったんですね。まあこの採取作業がかなり苦痛だったんですけど・・・。
ド田舎出身の私の中学校のトイレはボットン便所でした。自宅は勿論水洗ですよ。
その時代であっても、山奥の分校ならまだしも、全校生徒600人以上いる学校でボットン便所の学校なんて聞いたこともありませんでした。
他の学校の生徒に恥ずかしいコンプレックスだったトイレ。
検便当日、学校にもってくるのを忘れると、保険の先生(50代くらいの女性)から、新聞と割りばしを渡されるんです。休み時間にとりなさい!と。
えーーー、ボットンですから、そのまま落ちたらだめですね。
ですから・・・・
新聞を便器の横に敷いて、新聞の上にいったん出して・・・・割りばしで・・・・・・・・
すんだら新聞割りばしごと、ボットーーーン!てな具合。
・・・・・・・もうオカルト映画なみにゾーーーっとするでしょ。
私のこの刑に処せられたことはなかったですが、クラスで3~4人はさせられます。
これ女子でも例外なし。
今の時代で新聞なんか渡されたら、まちがいなくPTAはだまっちゃいないはずです。
便のトラウマ・・・便のトラウマ・・・・。
すいません、つい悪乗りしてお下品な話題を書いてしまいました。炎上しませんように!(笑)
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。