患者さんの気持ち
わたくし、今年で43歳。このくらいになりますと、体力の低下、老化現象は随所にあらわれます。
40歳すぎたら皆さんそうでしょうけど。
同世代とあつまると、
「いやー、最近は油ものはきついねー」
とか、
「血圧がさー」
とか、
「髪が・・・」
などなど、
体に関する話題が多くなります。(涙)
これを世間では『不健康自慢』というそうですが、
私も常に気になっています。
なんせアクアという『鉄筋コンクリート』、『借金コンクリート』を抱えたうえに、家族がおりますので・・・。
先日の健康診断でも、
「ビールの量を減らしましょう、もう少し体重を落としましょう、早死にしますよ!」と苦言を呈され・・・・(しょぼーーん、涙)
・・・・前からもっと気になっていたことが。
私、鼻血がすごくでるんですよ。もう周囲の人がびっくりするくらいに。鼻血歴約7年 黒帯 3段
総入れ歯のセミナーで一番前に座っていた時
(歯科セミナーでは一番前を陣取って熱心に聴講しています←自分で講習費を払うので真剣です。笑)
講師の前で、鼻血
「タラーーン」
気が付いた講師の先生:「何かエッチなことでも考えてたの?」
他の受講生:「わははははっ!(笑)」
私:赤面
もうね、ところかまわず出てくるんですよ、やつらは。
たまには枕が血だらけってことも!
以前、南先生の審美の研修会で浦安のホテルに泊まったんですね。
そこ完成したばかりで、その部屋を使うの私がお客様第1号にに近いくらいのピカピカだったんですね。
そこでシャワーを浴びて鼻をかんだら・・・・・
「タラタラタラタラーーーーン,ドバッ!」と例によって鼻血がでてきて・・・・。
バスタブ血だらけ。もう殺人・遺体損壊事件なみ。
勿論きれいに流しましたよ!掃除のおばさんびっくりしますから。
でもね、よく考えたら・・・、もしその部屋で何か事件でもあったら、私のところにまで警察から電話があるにちがいないほど、ルミノール反応(+++++)なわけですよ。
嫁がですよ、「癌だったらどうすんの、早く病院でしらべなさい!」って言うわけ。
ネットで鼻血相談したら、
「それやばいよ!」
「粘膜が弱いだけじゃない?」
「いや癌かも!」
医者か医学生らしき人物までも、医学用語をならべて
「良くて摘出手術、最悪末期かもねー、ご愁傷様\(◎o◎)/!」
なーーんて言うもんですから、心配しつつも現実逃避。
あまりにもよく出るし、白米食べただけで大量出血してきたため、ようやく耳鼻科へ。
レントゲン2枚とって、鼻の動画とって・・・・・・・先生から鼻の穴を思いっきり広げられて、恥ずかしい顔をさらけだしているとき
「俺、癌だったらどうしよう。ドラマ『プリズンブレイク』の主人公は腫瘍がでて鼻血がでて、結局死んだだったよな。
アクアの診療どうしよ。代診見つかるかな?
死なないにしても、摘出となったら左っ側の鼻と眼球までなくなったらどうしよ?
歯科医廃業になるかな・・・・・・・・・・。」
「病気だったら嫁よ、ごめんな!」
「親より早く死んで、かあちゃんごめん!」
ドキドキしながら考えていたのです。
いったん診療室をでて結果待ち。
最悪の場合の心構えをし、再度診療室へ!
「いざ!」
耳鼻科の先生:あっさりと・・・
「あぁ、腫瘍はないよ、手術もいらない、鼻の穴から2センチくらいのところの皮膚が薄くて動脈が近いから出るんだねー。アレルギー性鼻炎の薬のみなさい!しばらく鼻ほじらねいでねーー!」
私:拍子抜けして「・・・・・・・・・・・」
気分的にはそりゃあもう、待合室で待っている嫁のところには こんな気持ちでしたよ↓
患者さんってむし歯治療にくるとき、もしかしたら毎回こんなふうにドキドキしてくるのかも!と久しぶりに患者さんの気持ちになったのでした。
ネタではなく、このブログを書いている途中、またしてもやつらはやってきた。
今まさに パソコンしながらこんな状態なんです(涙)↓
注: 4枚とも ↑筆者本人の写真ではありません(最後の写真は量という意味でそっくり)
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。