名曲って。
多くの日本人アーティストが世界を目指します。
でも松田聖子さんや、宇多田ひかるさん、オレンジレンジなど、『世界進出へ!』と話題になってたはずなのに
いつの間のか、そういえばそんなこともあったな!ってな空気で終わりになってしまっていますね。
赤西さんであってもチャートでトップという話題がニュースになりましたが、全米のメジャータイトルではありません。かつての日本人唯一のヘビー級ボクサー 西嶋洋介山がとった世界チャンピオンベルトと同じ雰囲気(わかる人にはわかる 笑)
私ってば、芸能オタク、ミーハーなわけではありません。ただ音楽が好きなだけです。笑
Xジャパンが『世界ツアー!』といっても、米国人にはほとんどしられていません。
一方少女時代などのKーPOPも、昨年『世界進出』と話題になりましたが、いまいちだったようです。
KーPOPの日本での人気と欧米での人気は比例していないのだそうです。
洋楽派の私だって、エグザイルはアサヤンのケミストリーオーディション(アツシ、ネスミス)のころから好きですし、少女時代やKARAも好きです(笑)
しかし、音楽の中心、音楽の成功の証をUSチャート(UKではなく)とするならば、日本人や韓国人の歌手が成功するのはほぼ無理だと思うんですよ。ファンの方ごめんなさい。
以前何度かアメリカ人の友人と音楽について話したことがありました。
彼いわく「日本人は絶対に無理!」と。理由は主に3つ。
最大の理由は「アメリカは差別の国だから」・・・・・・、と黒人の彼。
いくら実力があってもアジア人というだけで、要するにCDを買ったり、ダウンロードするほど人気はでないってことです。日本人はCOOLじゃないわけです。
黒人さんの場合、いまだ差別はひどいようですが、音楽に関しては(私が思うに、)白人と同等、またはそれ以上の人気と需要はある気がします。
理由②
デーブスペクターさんが、松田聖子さんが全米デビューしたとき(ニューキッズオンザブロックのボーカルとデュエットとか・・・)に言っていたことを思いだします。
アメリカの音楽で成功するにはタイプが2つ。
ⅰものすごい歌唱力だけで魅了する本格派 と
ⅱエンターテイメントを駆使し、ファッションや演出で人気を集めるタイプ
ですね。後者はたとえばマドンナのようなタイプだと言っていました。
デーブ「松田聖子さんが成功するならば、ⅱでしかない」
私たち日本人からすれば、松田聖子さんは歌がうまいし、マドンナだってそう。
しかし、歌だけで勝負できる人っていうのは、もう桁はずれな歌唱力ってことなのだそうです。
歌がうまい!といわれている日本人アーティストの中で、たとえばアポロシアターで勝負できる人の割合はどのくらいなのでしょうか?
・・・・・・っとえらそうなことをいいますが、私は歌がそうとう下手ですし、カラオケも嫌いです(汗)・・・
理由③英語力
日本や韓国は母国語があるので、いくら英語の得意なひとでもネイティブでなければ成功しません。
アジア人でもフィリピンの方なんかは全米で成功した人も多いようですね。フィリピンの方は英語力ありますから。
②の歌唱力と③の英語力は絶対条件 で①の人種問題としてはビジュアルと運次第・必要条件ってところなのでしょうか?
そういう意味では宇多田ひかるさんには期待したんですけどね。残念
もし日本人がUSチャートで活躍できるとしたら、人種的にいまだマイノリティーである昨今においては
坂本竜一さんや、布袋さんのようなインストゥルメンタルか、
下手に英語で勝負せず日本語でヒットをねらうこと(由紀さおりさんのように)か、
一発屋芸人のようなウケねらいか・・・・・・・・・。
いつも思うのですが、日本の曲って伝説になるような、いつの時代になっても多くの世代が聞き惚れるものが少ない気がします。(上を向いて歩こう、のような)
1年前大ヒットした音楽が、さびしそうにツタヤのワゴン処分セールにならんでいるのをみると、切ない気持ちになります。
あっ・・・・・・話がつい長くなってしまいました。
本当にいい曲って知らないアーティストでも、1回きいただけで涙がでそうになったり、わすれられない極上の感動がありますよね。
そういう曲ってきっとヒットもするし、伝説になっていくんじゃないでしょうか?
私にとってスティービーワンダーやケアリーレイシェルがそんな存在です。
そして近年私にとってそんな曲の一つがコレ↓
初めてきいたときから、そして何度聞いても、涙が出そうになるような名曲です。↓ジャクソンファミリーにいる同じ名前の人とは無関係です。
http://www.youtube.com/watch?v=oJUHaMdG-zQ&feature=related
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