君が代問題
君が代問題について皆様はどう思われますか?
私は難しいことはわかりませんし、起立に反対している方や、反対している人を批判しているひと達に対し、ごちゃごちゃいうつもりはございません。
日本は世界で最も発言や思想に対し、寛容な国でございます。言論の自由は国民の権利でございます。
なぜ反対なのか、なぜ君が代がいけないのか?という思想は、時にはファシズムととらえられたり、軍国主義思想や宗教的考えなどさまざまな理由があるのでしょうが、私にとってはよく理解できない難しい問題。
では君が代ってどんな内容なんでしょうか。
以下↓
君が代は 千代に八千代に
さざれ石のいわおとなりて 苔のむすまで
現代語訳すると
君が代は、千年も八千年も、細石が大きな岩になってそれに
さらに苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように。
私の場合、小学生のころ、君とは天皇のことだと教えられました。
そしてこの歌は天皇陛下に崇拝する歌である、とも・・・。
戦争を経験していない私自身は、大人になってからは、勝手に『君』という解釈を『日本国民』ととらえて、「あまり深く考えなければいいじゃん!」っていうスタンスになりました。(まあそもそも君が代は国歌である以外にどんな意味もないと思っているんですが)
個人的な考えですが、いい!とか、悪い!とか、そういうものは個人の自由でいいと思うんです。
しかし、団体行動を行う時、結束しなければならない時に、もっと別のところにエネルギーを使った方がいいのではないか?と思うんです。
もっともかわいそうなのは子供たち。校長先生がみんなに起立して国歌を歌いなさい!といってるのに、担任の先生が、着席のまま・・・。
野球でもサッカーでも監督が采配したことは選手は厳守しなければならないのです。船頭が2人いる船は沈むんです。
相反する思想の中で、子供たちがどうしていいかわからず、迷ってしまうこと・・・・・そうなると本当に子供たちがかわいそうです。
先生たちにお願いです。
反対でも賛成でもご自身が信念をもっているのならどちらでもかまいません。
が、先生というのは絶対的な存在です。先生が正しいと言えば、犯罪だって正しいと思うでしょう。
ですから難しい思想に小さい子たちを巻き込まないでもらえれば・・・・と。
子供たちが大きくなって詩の意味を広義に解釈できるようになったら自分で判断すればいいんです。
好きであろうがきらいであろうが、オリンピックで日本が金メダルを取った時にながせる曲は、この『君が代』しかありえないわけです。反対派の方たちが、「国歌をかえよう!」とか「歌詞を変えよう」と言ったとしても、今となっては、国旗をかえるのと同じ、日本という国の名前を変えるのと同じことで、現実的には不可能だと思うんです。
国の名前や国旗、国歌が変わる国というのは、経済的、政情的に不安定な国しかありえません。
アクアには学校の先生たちがたくさんいらっしゃいますので、この私のブログにいらだちを覚える方もいるかもしれません。ごめんなさい。思想に対する批判ではありません。
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。