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歯科研修:ビスフォスホネート製材

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23日歯科医師会館での研修。

近年歯科界で問題となっている製剤のひとつにビスフォスホネート製材というものがあります。(以下BP製材)

 

これ最近、特に整形外科などでつかわれる薬ですね。

骨粗しょう症の治療や予防につかわれたり、時には癌の治療などで使われることも。

 

その分野ではすばらしく効果を発揮しているのかもしれませんが、その副作用が歯科の範囲内、特に顎骨にあらわれるという報告が次々と発表されています。

 

この薬をつかっている人すべてがでるわけではなく、確率はかなり少ないんですが、副作用がでてしまうとかなり重篤な状況になってしまうんです。

 

ひどい場合、顎が腐って(わかりやすくいうと)しまうので、その部分を切断除去しなければならなくなることも。勿論アゴもごっそりなくなります。

 

癌や、骨折は避けなければならないので、そういうリスクがあってもBP製材は使わざるをえないんでしょうが、こういう報告は私が大学のころは聞かなかった話。

歯科診療を行う上で、注意しておかなければならない事項であることは否めません。

 

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。