世界最高のコーヒー

『最高の人生の生き方』という映画があります。

その中でジーンハックマン演じる大富豪で末期癌のコールが、法廷に魔法瓶入りのコーヒーを持ち込んでこういいます。

「コピ・ルアク(コーヒーの名前)は世界一希少な飲み物だ！」と。コーヒー好きなら一度はきいたことのある名前じゃないですか？

実はこのコーヒー前々から私が一度飲んでみたかった幻のコーヒーなんです。インターナットなどでもかえるようですが、世界一希少というだけあって結構お高いものですし、その辺の喫茶店ではまずおめにかかれません。

１００グラムで５０００円～１００００円もします。

そのコーヒーを先日もらったんです。たった２０グラムくらいですが。バリ島土産。

パッケージには狸みたいな絵がありますね。

コピとはコーヒーのこと。ルアクは現地語でジャコウネコのことらしい。

一応このコーヒーを知らない人のために説明しときます。インドネシアにいるジャコウネコが農園のコーヒーを外側の身ごと食べます。彼らはそのすべてを消化することができず、中のコーヒー豆だけがうんちとして消化されず排泄されるんです。

その豆をきれいに洗浄し、処理して作ったものがコピ・ルアク

彼らのお腹の中をとおってくることで味が抜群にうまくなるというのです。

別名ジャコウネココーヒーとか、、ウンチコーヒー(英語ではPOO　COFFEE)ともいわれます。

このコーヒーを初めて私が知ったのは中学生のころ。当時人気だった『世界まるごとHOWMUCH』という番組にでてきて、あまりの衝撃にずっと気になっていました。

まず香り。もしかしたら先入観かもしれませんが、一瞬独特の香りが鼻に入ってきます。悪いにおいではないのですが、今まで飲んだことないような香りが一瞬かすめるんです。

味はウンチ味・・・・・ではなく結構深みのあるなかなかおいしいコーヒーでした。排泄物ですから酸味があるのかな？とも思ったんですが、いやいや、なかなかおいしかったですよ。

皆さんも一度どうですか？『ウンチ』コーヒーではなく『コピ・ルアク』