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花より団子2(花も団子も)

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その生き方や才能にあこがれる放送作家、小山薫堂さん。

以前書きましたが、彼は『おくりびと』の脚本家であり、元祖の料理の鉄人のプロデューサー。

最近ではゆるキャラのくまモンをヒットさせたのも彼の偉業。

 

彼が生み出す経済効果は、もしかしたら株価を左右するくらいにすごいものなのかもしれません。東京オリンピックのプロデュースにも一役かってほしいところ。

宮崎にもああいうひとがいれば、もっともりあがるんじゃないかと思うんですよね。宮崎ってこういっちゃーなんですが、オリジナリティーにかけるんですよ。もっとも今は東国原ブームのおかげで、県産ブランドが全国区になりましたが、やはりまだまだ。

素材はそろっているのだから、あとはプロデュースや演出しだいだと思うんです。

たとえばお祭りやイベントにしても、どこかの有名なものの2番煎じ・・・ではなく、30番煎じみたい。牛も豚も、鳥も素材としては日本一といってもいいんですけどね・・・。そのへんが残念。

 

それから宮崎には日向時間という言葉があります。そして『てげてげ』という言葉もあります。時間に遅れたり、ルーズでも「日向時間だから許してちょ!」とか、完璧な仕事ができないときに「てげてげ(適当、おおざっぱ)でいいんじゃない!」とお茶をにごすわけです。

こういう風潮は、宮崎だけではなく、地方や田舎にいくほどそういう傾向にあります。モンゴルの田舎では待ち合わせに3時間5時間遅れてくることもめずらしくないとか。

時間というのは文明が発達するほど、お金との結びつきが強くなるものなので、田舎ってのんびりになるんでしょう、きっと。投資なんてやっていたら1秒で数億円うしなったりしますからね。

 

さて、小山薫堂さんは、たとえば商品をヒットさせたり、何かに人気を持たせようとしたときに大切なのは、『ブランディング』や『サプライズ』だとよくいいます。

なんでもないようなものでもその商品の歴史や背景などを相手に教えることで、そのものの価値はあがっていくのです。これがブランド化、『ブランディング』です。

そして、それをプレゼントするときに相手が驚くような包装をしたり、演出をするのは『サプライズ』

人を喜ばせるのに、『ブランディング』と『サプライズ』という調味料を加えれば喜びは何倍にもなるわけですね。

宮崎では、東京のデパートや、飲食店のように超1流のおもてなしやサービスをうけることは難しいです。『日向時間』『てげてげ』というのはある種宮崎人の個性でありますから・・・。

私は宮崎人ですから、慣れています。が、よそからきた人にとっては時折そのことがイライラの原因になることもあるようですね。

 

そんな中、宮崎でも超1流だなと思う企業があります。

レクサス宮崎さん。

車のクオリティーが素晴らしいのは勿論、ショールームにいってからの受付の女性たちの所作もすばらしいし、対応がきめ細やかで親切なんですよ。買うつもりなくても行ってみる価値あります。スタッフみんなつれていって、接遇の勉強とかさせたいくらい。(JALの接遇研修みたいに、レクサスセミナーなんてあったらいいのに)

14日の金曜日、そのレクサス宮崎の方がお二人も突然いらっしゃいました。なんと豪華なお花をもって・・・。そこには「赤ちゃんのご誕生おめでとうございます」って書いてあったんです。生まれたこと全く言ってなかったんですが・・・。

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私、当分車買い替える予定はないんですが、レクサスという一流ブランドの方が、サプライズ的に訪れて豪華でセンスのいい花をプレゼントしてくれる。なんという感激。

嫁もとっても喜んでいました。

 

『花より団子』ではない、『花も団子も』

いやいや、『花も団子もお寿司もブランドも』大好き。そして『サプライズ』が大好きなのが女子である。

サプライズのために、ビールを発泡酒にかえて節約する男子は、花やダイヤモンドより美しい

 

 

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。