歯科詩集
『アンパンマン』作家のやなせたかしさんが、歯に限定した詩集を2013年3月に出しています。
やなせさんは御年、94歳。
詩集の中で、歯が本当に大切なものであることをかいています。
歯が何本残っているかは自分でもよくわからないみたいですが、下の歯は4本残っていて、部分入れ歯。
上もなんとか総入れ歯にはなっていないらしい。
40歳すぎてから歯の大切さを認識したのだとか。
多くの日本人は、歯が1本くらいなくなっても、それほど深刻にならないようです。
ところがある有名な歯科の先生は、「歯を1本失うことは、指を1本失うことと同じくらい大変なこと」とおっしゃいました。
たとえば誰かが、歯科医師に対して、こう言ったとします。
「あなたの健康な歯を1本くれたら100万円あげるから、ちょうだい!」
99%の歯科医は嫌だと答えるでしょう。
私は300万円でも500万円でも嫌。
同業者ならきっとそう思うんじゃないでしょうか。
つまり1本の歯がどれほど大切かってこと。
94年生きてきたやなせさんは、きっとそんな気持ちがわかっていらっしゃるはず。
そのことがこの詩集で伝わってきます。
定期検診、早期発見、早期治療しないと、まちがいなく後悔しますよ。
年配の方がかならず言うでしょ「歯だけは大切にしなさい」って。
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