ゴールデンウィークIN小浜島
みなさん、GWは楽しめましたか?
私は家族と沖縄県の小浜島というところに行ってきました。
沖縄に行ったことがない方はきっと、小浜島なんて聞いたこともないのでは?
小浜島とかいてオバマとは呼びません、コハマ島です。
昔、NHKで『ちゅらさん』というドラマがありました。その島です。
沖縄本島の南西の石垣島からさらに船で30分くらいいったところにその島はあります。
初上陸の石垣島は、コンビニもマックスバリューも、レンタルのゲオもあるし、意外になんでもある島です。この石垣島だけでたしか、7万人くらいの人口の人が住んでいます。
それに比べて、小浜島はなんにもない!と言っていいくらいに何もありません。いい意味で何もないんです。
周囲16キロの小さな島には、スーパーやコンビニはありません。
信号機も1つもなし。タクシーが存在しません。公共交通機関はなし。
大型リゾートホテルが2件あり、観光客のほとんどはそのどちらかに泊まります。
定食屋が5件くらい、ガソリンスタンドが1件、小学校と中学校が一緒になったものが1つ。集落が2つ。
そんな何もないこの島に人々が何をしにくるのか?!
答えは何もしないためにここに来るんだと思います。ホテルの横に日本最南端のゴルフ場があるので、ゴルフをしにくるひともいるでしょうし、きれいな海に囲まれているので、ダイビングをしたり、ウインドサーフィンをシに来る人もいるでしょう!しかし、泳いだり、シュノーケリングするにはもっと適した島が周囲にありますし、アクティビティや買い物も他の近隣の島の方が充実しています。
ですからこの島にあえて来る理由というのは、
『ガツガツ観光しない!』
『食べログなどでグルメ探索しない』
『ゲームやインターネットをやらない』
『運転しない』
『できればテレビもみない』
昼間はホテルのプールやビーチにいく。ハンモックで昼寝する。カフェでお茶したり、ビールを飲む。
ボーーっと本を読む。夕焼けをみる。そして日本一といわれるくらいの星空を眺める。
きっとこういう過ごし方がこの島にあっているんだと思います。
ちなみにこの島の人口はおよそ500数十名
小中学校に通う子供は約1割の50数名
島民の約2割が2つのリゾートホテルで働いています。
ここは田舎ですが、過疎地ではありません。島民の1割が子供たちなんていう田舎はそうそうありません。それから大型リゾートホテルが2つあり、そこで働く若い人が他の地域からやってきます。
ホテルの従業員さんって、教育もされているし、サービス業ですからある程度ビジュアルも一定以上なわけですね。
だから田舎なのに『若くて美人率』 『若くてイケメン率』がこの島は高いんですよ。面白いでしょ
普通の田舎ではありえないような、田舎の若者と都会的な人との出会いがあるかもしれない不思議な島です。
ホテルに可愛い娘が新しく入ってきたら、噂になるんだと、島の若者から聞きました。
「今度来た娘は、可愛いサー」なんて・・・。
今回の旅は、あまり行動せず、のんびりしました。島内観光バスというものがあって1時間で要所をすべてまわれるんですね。
ちゅらさんで使用した家をみにいったり、海岸や展望台にいったり。
ちゅらさんで有名になった『こはぐら荘』↓
笑えたのが、島唯一の小学校とか、島唯一のガソリンスタンドとか、島唯一の公民館とか、そんな普通のものが観光のコースになっていたこと。
残念ながら、梅雨時期で曇っており、名物の夕焼けや南十字星がみえるという満天の星空には振られてしまいましたが、のんびりできてほんとよかった。
帰郷する朝、沖縄に50年に一度という大雨がふって飛行機がおくれたけども、そんなの含めて
『なんくるないさー』 『楽しかったサー』(笑)
地元の人の三線を聞きながら、
『ハイサイおじさん』からの『変なおじさん』を無理やり踊らされた息子↓
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