うしのみや 初見参②
小山薫堂さんが宮崎でプロデュースするなんて、もはや奇跡的なこと。
この方が考えると、きっとどんな流行っていないお店や、企業でも途端に右肩上がりになる気がしてしまいます。名プロデューサーといったら、誰をおもい浮かべますか?
はい、何人かは、秋元康さんを思い浮かべるのでは?
お店のシェフにきいたのですが、うしのみやのグランドオープン前に、小山さんがなんどもメニューの検討をしてきたらしいのですが、ある日小山さんと同席して、メニューの検討会をしたのが、
小山さん、シーガイアの親会社の一番お偉い方、そして秋元康さんだったらしいのです。
小山さんと秋元さんって日本のエンターテイメントのトップの2人じゃないですか。そんなお客の前で焼いているシェフは、なんてハートが強いのか・・・。
『うしのみや』で奇跡的に予約がとれたら、必ず18時指定でお店の前に集合します。6席しかないお店で6人全員が同時にスタートするシステム。
いきなりカウンターに座る前に、一度待合室のソファーに座り、コンシェルジュから説明を聞きます。
コンシェルジュ:「皆様、今日は小山薫堂プロデュース『うしのみや』にようこそお越しくださいました。
まずは、準備体操をしていただきます。」
ラジオ体操を思いうかべる私。
コンシェルジュ:「最高のお肉をより美味しくいただけるように、特製の青汁を飲んでください」
10数種類の野菜や果物の入ったとってもおいしい青汁。
お肉への期待が高まります。
コンシェルジュ:「では、これより皆様をお肉の旅へとご案内いたします」
これはまさにディズニーランドなどのアトラクション待ちの説明DVDのよう。
いったいどんな旅行なんだ!「お肉の旅」って。
6人が順番に席についていきます。これは運なのですが、隣り同士が結構近いので、隣人に恵まれなかったら、ものすごーーーく残念。多少話をせざるを得ない環境なので、おとなりさんがいい人なら、楽しみを共有する同志みたいなものです。
ナプキンと箸置きにまず感動。(鼻の部分が箸置きね)
食材を見せていただいて・・・・・。松坂牛より、神戸牛より、上の評価の宮崎牛↓
ホンジャマカの石塚さんが、もっとも美味しい牛肉は宮崎牛だと言ってましたね。
まずは前菜から。
肩ロース 「肉の花」と焼きパルメザン、その下に隠れているクリームチーズ巻きバジル味噌風味
そしてまるで、高級な寿司屋のカウンターのように、すこしずつ、丁寧に、料理が出てきます。
フィレ↓
うしのみやサラダ↓
絶品、ほほ肉の赤ワイン煮込み↓
これ、そうとう好き!佐土原ナスのソテー 牛時雨煮のせ↓
一口おにぎりがついてきます。(薫堂さん、やっぱりわかってる!!!)
コンソメ↓
焼いている姿は、一つのエンターテイメント。
シェフの一挙手一投足に、ドキドキ。BGMをあえてなくしたお店で聞こえるのは、
お肉を焼くジュージューという音と、シェフの柔らかいトーク。
シェフの心臓の音と、我々客の高揚した気持ちが、音として聞こえそうなほど、ちょっとした緊張があります。
タジン鍋の中身は・・・・
宮崎牛ローストマト すき焼き
すき焼きの残ったスープで、たまごうどんか、
玉丼を選べます。
「 女子はスィーツが大切なんじゃ!!」 by 大人女子 嫁
全部ウマーー。
宮崎では高級なお値段ですが、同じクオリティを東京で味わうときっと3倍はするでしょう。
人を良くすると書いて『食べる』↓
今後間違いなく、宮崎飲食店のトップに名を連ねるであろう名店の予感
それが『うしのみや』
ここは、宮崎牛のワンダーランド。あっぱれ
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。