『先生』と呼ばれる仕事
いよいよ選挙戦が始まりましたね。今回に関してはだいたいの予測はつくのですが、どうなるやら・・・。
たくさんの『先生』とよばれる人たちが決まります。
昔、テレビをみていたら、お年を召した方が自分の子供や孫に
「『先生』とよばれるような人間にはなっちゃあいけない!『先生』とよばれる人間にはろくなもんがいない!」
と言っていたのを思い出します。
『先生』とよばれる職業はたくさんありますね。
はい、私も『先生』とよばれる仕事をしています。
大学をでて国家試験にうかり、働き始めたその日から『小坂先生』とよばれるようになりました。
その時は、なんかくすぐったい感じで、異和感をもったのを覚えています。先生と呼ばれる人は、最初はみんなそうじゃないかな。
と同時に、「『先生』と呼ばれることが当たり前になってしまうのはいけないぞ!この異和感をわすれちゃいけない!」とも思いました。
今、仕事では患者さんやスタッフに『先生』と呼ばれます。
同じ歯科医師の弟に対しても仕事中は『先生』という敬称はつけて呼びますし、友人でも時には『先生』と呼び合います。一般の方からみたら変ですよね。
でも患者さんでもないし、歯科関係者でない方から、プライベートで『先生』と呼ばれると今だにくすぐったい感じがします。
仕事と関係ないところで『先生』なんて呼ばれるほど私はえらくないのになぁ!と思っちゃうわけ。
このくすぐったさをずっとわすれちゃいけないんですよ、きっと。
今街を通ると、死に物狂いで選挙運動をされています。月末には『先生』と呼ばれる方が決まるんですが、はじめて『先生』とよばれた日をわすれず市民の代表者になっていだだきたいと願います。
そうすれば号泣して記者会見なんてことにならないはずですよ。
追記:私の友人のI君は、私のことをおちょくって、「こさか しぇんしぇい」と呼びます(笑)
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