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  4. 砂糖とどう付き合っていくか。

砂糖とどう付き合っていくか。

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「あまくない砂糖の話」という映画について先日書きましたね。

人々(特に女性)が体重が気になったとき、まず敬遠するのが脂肪(油)です。

 

もちろん脂肪のとりすぎが、体によくなく、体重の増加に関係していることは否定するところではありません。

しかしながら、病気の原因は脂肪であり、砂糖が原因ではないとかつてのアメリカで定義づけされたことから、

脂肪こそが最大の悪であると思われてきました。

その流れで当時のアメリカでフィットネスブームがおこり 脂肪を減らすことに人々がはまっていきました。

ただ、脂肪をへらすとカロリー不足になります。そこでその代役となったのが大量の砂糖。

 

それから、砂糖産業(お菓子、ジュース、ファーストフードなど)がどんどん拡大していき、政治を左右できるほど巨大な産業になってきたのです。

昨今では『たばこは悪』という見解が世界中の考え方があたりまえですね。衰退産業です。

しかし、あれほどまでに銃による殺人が横行しているアメリカでも銃規制はほとんどおこなわれず、銃こそが自分の身を守るすべだと吹聴さえされています。日本人からしたら「アメリカ人はアホか!」と思いますよね。

アメリカ社会から銃が消えることはないのです。トランプよりもっともっと傲慢な人が大統領になり、刀狩でもしないかぎり・・・。

銃を推進している協会は、そのことによって多大なる利益をえているからです。

戦争がこの世からなくならないのが、軍需産業が世界でもっとも儲かる商売だからというのは日本人の大人なら誰でもわかっていること。

福島のあと、あれほどなことがあったのに、原発を輸出しようとしているのは、とても複雑な気持ちになりますね。

 

砂糖もそうなんです。砂糖を悪者にしてしまうと、多くの食品業界に激震が走ってしまうのです。

 

オリンピックの巨大スポンサーは、あの炭酸水のメーカーだし。オリンピック選手は運動中絶対あれは飲まんでしょ。

砂糖産業は世界の経済をささえるものです。

愛煙家がいう「煙草を吸うことで俺は税金を人よりたくさん払ってるんだ」とのセリフと同様、私たちは砂糖産業をとおして国家の税収に貢献しているのです。

 

「煙草は体にわるいけど、なくなってしまうと税収がこまりまーーーす」

「砂糖は体にわるいけど、税収がへるので、内緒にしといてねーーー」

麻薬よりも依存性が高いもの。それは「砂糖」です。

 

私も正直 もう何十年も砂糖依存症患者です。

こんがり焼いたパンや、ケーキや ガリガリ君がやめられません。

 

この世界をしってしまうと、もう砂糖のない世界にもどれないのです。

だから我々は砂糖と仲良く付き合っていく方法を考えなければならないのです。

 

そしてせめて自分の子供だけでも、早い段階(3歳以下)でこの世界に足を踏み込まないようにすることが大切だと私は思っています。

 

つづく

 

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。