砂糖とどうつきあっていくか②
私もふくめて日本人のほぼすべての人は、砂糖中毒になっています。
砂糖の味をおぼえてしまうと、誰もがとりこになってしまい、やめることができなくなるのです。
ホリエモンさんが収監されていたとき、時々でてくるおやつが最高の幸せだったといいます。とくにチョコレートやアイスクリームなどの甘いもの。シャバでは酒や酒の肴が中心の食生活をおくり、辛党だったおじさんたちも、刑務所にはいると甘いものが恋しくてしかたがなくなるのだそうです。
人間にとって砂糖の魔力は、ほかの何よりも上回るものなのです。
それがゆえに、砂糖の依存性は麻薬よりも強い といわれるのです。
ではどうしたらいいのでしょうか。
砂糖をやめられる人間はまずこの世にいないわけです。私もしかり。
私は、人生で一度もたばこを吸ったことがありません。一度でも吸うときっと自分にはやめられない自信があります。
もちろん大人が煙草を吸うのは合法ですから、マナーを守って大人がすうことにとやかく言うつもりはありません。
でもやはり20歳以下のひとが煙草を吸うのにはやはり反対です。煙草をすっている人の多くがはじめて吸った年齢が20歳以下を含む若い時です。
いうまでもありませんが、中高生で吸うと成長に影響しますし、害が蓄積されてしまいます。
だから20歳をこえて自分で判断できる年齢になったらどうどうと吸えばいいのです。
砂糖とどう付き合うかということで、私が言いたいのは
たばこの解禁が20歳であるように、3歳まではできるだけ砂糖を子供にあげないでほしいのです。
ここでいう砂糖とは、食事に使う料理の砂糖ではなくて、砂糖の甘さを目的としたお菓子やジュースのことです。
3歳という数字は私が勝手にきめた数字なんですけどね。
3歳から6歳くらいまでに人間の一生の味覚が決まってくるといいます。
私の業界では3子の魂100まで、3歳の甘党100歳までといいます。
3歳以下のこどもを砂糖中毒にしないでいただきたいのです。
3歳以下の子供の歯磨きは私たちプロでもとても難しいです。磨かせてくれませんから。
正直私でさえ、そのころの息子の歯磨きは テゲテゲ(宮崎弁で だいたい、大雑把の意味 )でした。
でもむし歯になる原因をあたえなければむし歯にならないのです。
3歳までは砂糖を避ける。
それができるのは、お父さんお母さんしかいないのです。つづく
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