育児そして食育
4月から、米 パン 麺類などの主食の炭水化物をできるだけとらないようにしている私。
そのため、家族で外食するときはもっぱらビュッフェが多いんですね。
野菜がいっぱいとれるから。
それで昨日気が付いたんですが、最近息子の、食事中のお行儀が以前より悪くなっているのです。
食べている途中でうろうろすることが多くなって・・・。
ビュッフェが多いので、食事中立ってあるいてもいいと勘違いしているのです。
少なくとも週1回はビュッフェランチなので、ちょっと考えないと・・・。
仕事において、食育は私が今一番興味がある分野。
歯科医からみた食育というのを患者さんに伝えて、なんとか子供たちを幸せにしていきたいのです。
口というのは、命の入り口。
そして、多くの病気の感染の入り口でもあるのです。
食育を患者さんに熱心に伝えても、正直歯科医療としては1円も儲かりません。
でも食育というのは私はすべての学問の中で1番大切なものだと考えているのです。
だからやらなければならないんですね。
助産師の内田先生の本にはそうした食育にかんするいい話がたくさん書かれています。
ぐずる子供をあやさずに、子供の口に食べ物を突っ込んで黙らせようとする親。
そういう風にそだった子供は物心つくと、悲しい時やつらい時に自分から食べものを口に運んで紛らわせようとします。
それが思春期になっても続けます。心の空腹を満たすのにお菓子やジュースを使うのです。
当然、好き嫌いの多い人間になりますし、むし歯だらけ。
またこんな若いおかあさんもいるそうです。
「たばこ吸ったら おっぱいに悪いんやろ?」
「じゃあ、私おっぱいやめる。たばこやめれないから」
大人がすべきことは
子供たちが生きるための権利を保障すること
食べて、寝て、遊んで、愛されること
これが最低限の権利です。
食事をきちんと作って子供に食べさせている家庭では、子供が非行にはしる割合がぐんと減るのだそうです。
そのほかにも、生と性と食にかんするいいお話がたくさん書かれています。
子供がまだ小さい育児中の私。とくに心に残った言葉がこれです。
「乳児には肌をはなさないで
幼児には手をはなさないで
小学生には目をはなさないで
思春期の子供には心をはなさないで」
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。