『はははのはなし』
6月は学校や幼稚園、保育園などで歯科健診が行われましたね!
歯磨きの指導もあり、我が家の子供達も楽しい時間を過ごしたようでした!
今では歯磨きをすすんでするようになった我が家の子供達。以前は歯磨きを嫌がり、甘いお菓子をなかなか辞めれなかったり、恥ずかしながら歯の管理が上手く行きませんでした。
可愛い孫のために、美味しいお菓子を準備してくれていたり。子連れでお出かけすると優しい方々から『はいどーぞ♪』お菓子だったりジュースだったりを頂く機会が増えますね。そして、大人の事情で静かにしなきゃいけない状況のとき、お菓子を与えてしまうこともありますよね。
何が何でも歯を守る為に、これらを一つ一つ断ってばかりだと、子供の精神面が心配になります。『感謝の気持ち』を育てるのも大事なのではないか?と、思うようになり、私は歯の管理を少し妥協しました。『有り難うございます』をきちんと言えるようになって欲しい。と、重点を変えました。これが正解かはわかりませんが…..。参考程度にお願いします。
しかし、大人の甘い誘惑に誘われるままではいけませんよね!
そこで出会った、絵本を紹介します。
『はははのはなし』です!!
絵.作 加古 里子 出版会社 福音館書店
ちょうど、子供達がだいたい3才4才の頃に、歯磨きイヤイヤ!お菓子ジュース買って買って〜!攻撃を受けていて悩んでいた私。『はははのはなし』の絵本を読み聞かせてみました。すると、子供達興味津々なんです!静か〜に聞き入って、甘いお菓子の絵と、穴があいて汚い歯の絵を見て怯えていました。読み終えて『ちゃんと歯を磨く〜!』と自分から言ってくれるようになりました。
それからいうもの、大人からの甘い誘惑にも、『有り難う。でも虫歯になるから。後でたべる。』と、子供の口から言ってるのを見て、感心しました。
『はははのはなし』
大人が読んでも十分勉強になります。なんといっても絵が強烈なんです。大人でも『歯磨きしなきゃ』と思わせます。
虫歯予防は、歯磨き!!定期的にフッ素!!も当然大切ですが、それ以外にも、丈夫な歯やからだを作ること。かむ力をつけること。甘い物を食べるタイミングを考えること。などあります。
私は次は、かむ力に注目中です。かむ事で、虫歯菌が産出する酸を中和する働きのある唾液。この唾液の分泌が良くなり、虫歯の危険から遠ざける事ができるのです。
噛みごたえのある食事など意識してとれるようにしてみたいと思っています。実践してみてまた、報告できるといいなと思ってます。
それでは、実広でした。
ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。